ローヤルゼリーの歴史
今では日本国内でも広く知られるようになったローヤルゼリーですが、研究は1900年代からヨーロッパの各国で行われるようになり、実際の歴史はもっと古くから続いています。
有名な哲学者アリストテレスの著書にさえもローヤルゼリーに関する記述があったとされ、その時代から今に至るまで変わらず研究が続けられているのはそれほど魅力的であるということです。
世界各国で認められたローヤルゼリー
健康や美容において私たちのカラダに嬉しい働きがあるローヤルゼリーはすでに世界各国でも一般に浸透していて、健康食品やサプリメントとして、多くの人がローヤルゼリーを摂り入れています。
こうした背景には、主に医薬品として用いられていたローヤルゼリーがあるきっかけを境に一般向けにも利用されるようになったために、急速に普及したという経緯があります。
ローマ法王も体験したローヤルゼリーのチカラ
ローヤルゼリーの歴史の中でも特に有名なのが、当時のローマ法王が老衰のため危篤状態となっていたとき、ローヤルゼリーを投与したところ驚くべきほど回復したというものです。
このことは1955年に行われた国際医学会で発表され、さらに1958年には第12回国際養蜂会議にてローマ法王自らがミツバチに関するスピーチを行いました。
これを受けて、ローヤルゼリーが世界的に知れ渡ることとなったのです。
日本国内での普及
前述のようにローヤルゼリーの働きが世界的に大きく取り上げられたものの、日本ではその1年後の1959年に週刊誌の記事としてローヤルゼリーが掲載されたことで注目を集めるようになりました。
こうして海外で多くの関心を集めたローヤルゼリーが日本でも注目され始め、1960年には国内でも計画生産が始められるようになりました。
今でこそ当たり前のようにローヤルゼリーが一般に浸透していますが、日本でのローヤルゼリーの歴史はまだまだ浅く、これからも様々な分野で用いられることが期待されます。